ビーチ・ボーイズで唯一のビーチ・ボーイだったという
デニス・ウィルソンのソロ・アルバムが復刻された。
輸入盤でも良かったのだが、解説を読みたかったので日本盤を購入。
私はデニスのことをよく知らないので解説が必要なのだ。
ディスク1が『パシフィック・オーシャン・ブルー』+ボートラ。
ディスク2が幻の『バンブー』セッションからの曲など。
もちろん旧来のビーチ・ボーイズのイメージとは懸け離れていますが
これはこれで悪くないし、むしろ良いですね。
非常にヴァラエティ豊かな強調で楽しめます。
デニスのハスキーな声にも惹かれますね。
『パシフィック・オーシャン・ブルー』よりも『バンブー』の方が好みだったりするのは
私がひねくれ者のせいかもしれないですね。
何にせよオークション高額品が、買えるようになったのは喜ばしい限り。
パッケージはこだわりの4面仕様。
価格は3780円なのでユニバーサル系のデラックス・エディションと変わりないけど
そこら辺はSONYは違うなと思わせる作りになっています。
ジャケの左上の部分にブックレットが貼り付けられていますが
海外盤だと英文のところを日本語訳にしてありました。
もちろん萩原健太による解説は別に添付してあります。
ユニバーサルがよくやる輸入盤国内仕様ではなくて
これは完全に国内製作の日本盤になっていました。
これなら値段が多少高くても日本盤を買うほうがお得な感じがします。
紙ジャケではSONYが一番良心的と言われたりしますが
拡大盤やBOXでもSONYが一番良い仕事をしていると思いますね。
SONYがこういう風にできて、何故他社ができなのか不思議でなりません。