続いて7インチと重度の汚れの方法です。
その前にレコードクリーニングには
水洗いと
ボンドパックがお勧めと言われています。
当然私も上にリンクしてあるサイトを参考に両方やりました。
ですが、あまり効果がなかったのです。
やり方が悪かったのと同時に熟練度が足りなかったのでしょう。
ボンドパックに到っては盤にボンドが残る始末。
ですからボンドパックは初心者にはお勧めできません。
今回のは水洗いの改良バージョン。
ブラシを使って水洗いです。
そのレコード専用ブラシというのを販売しているところがあります。
ですがお値段高めなので自作しましたよ。
左がLP用で右が7インチ用です。
お~いお茶の大きいペットボトルに取っ手が付いていたのでそれを外して
アクリル板に歯ブラシの先を取り付け完成です。
リンク先のと比べてみても遜色ないでしょ(笑)
歯ブラシはデンターのシステマ極細が良いみたいです。
レコード盤を洗うのは洗面台とかキッチンで良いのですが
盤を置く台も自分で作りました。
バケツに穴を開けて、いらない布を張っただけ(笑)
ブラシを販売しているサイトに台の作り方があります。
穴を開けるのはレーベルカバーを付けるためです。
こんな感じで盤を置きます。
私の場合、レーベルカバーはドイツ製クリーナーのを流用していますが
やはりブラシを販売しているサイトで売っています。
レーベルカバーも自作しようと思えば自作できます。
現にそういう人がいるんです。
で、洗い方です。
最初は洗剤を使って盤を洗います。
布を使ってゴシゴシと。布は眼鏡用とかでOKです。
私は「ゼロダスト エルピーレイザー」の布を使っています。
洗剤は中性洗剤を使用します。研磨剤の含まれているものは絶対駄目です。
それからブラシの登場です。
盤の溝に沿ってブラシを使いましょう。
何回転くらいかな。20か30回転でいいかな。
そして良く水洗いして乾かして終わりです。
これで重度の汚れも奇麗になります。
クリーニングの方法は絶対的なものがないので
自分であれこれやってみて一番良い方法を探すのがベストです。
私のクリーニング方を参考にしていろいろやってみてください。
ちなみに傷が酷い盤や溝が駄目になっている盤は
いくら頑張ってクリーニングしても復活することはありません。
私は望みを託し水洗いして徒労に終わったことが何回もありますけどね(笑)
あと、水洗いを実行してみて失敗しても私は責任は負えませんので。
あしからず。